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646 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/25(水) 09 53 04.86 ID ??? 643 あなたとの間に命ある形をって歌詞、よく考えたらエ口いよね カミーユ「セッ ロラン「なんでそういう発想しか出来ないんですか!」 647 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/25(水) 10 27 17.76 ID ??? 646 シャア「坊やだからさ」 648 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/25(水) 11 34 07.46 ID ??? 646 ブシドー「武士道とは死ぬことと見つけたり!良い心掛けだ、 さすがは少年の兄!介錯なら任せてもらおう、さあ!!」 649 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/25(水) 11 34 58.44 ID ??? でも「この星に捧げる 愛というしるしで」なんだからやっぱりS○Xじゃ 650 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/25(水) 13 04 58.16 ID ??? 649 マ「この世にはストイックで狂おしい愛の形もあるのだよ」 ニール「『義』の星の下に生まれた連中は自己犠牲をてめえに課さにきゃ、 前に進めねえこともある」 ゼクス「君の血の色が人間のモノであれば、 私とノインとは戦友だが関係はもっていないことはわかるはずだ」 651 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/25(水) 13 06 34.98 ID ??? グエン「サビの部分で私のカットが入るだろう? つまり愛という印というのは私とローラの(ry」 刹那「ミッション確認、グエン・ラインフォードを排除する」 ヒイロ「任務了解、ターゲットを捕捉した」 653 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/25(水) 13 39 20.34 ID ??? 650 リリーナ「あぁっ!お兄様がミンチに。」 ノイン「関係は無くとも好きだという気持ちは変わらないのに。」シクシク トロワ「迂闊な発言は死に繋がる良い例だな。」 キラ「よっぽどの都合がない限り、死なずにミンチになるだけだからお仕置き感覚なんだよね。」 グエン「だがぐちゃぐちゃになるのだけはいつまでたっても慣れんな。」 カツ「そうそう。」 シャア「私もそう思う。」 バーニィ「お前は俺か。」 ウッソ「味噌汁。」
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あなたとかぜにのる【登録タグ あ 巡音ルカ 曲 音使い】 作詞:羽曳野 作曲:音使い 唄:巡音ルカ 曲紹介 音使いです。詩は羽曳野さん、イラストはこぎんさんのものを使わせていただきました。聴いてください。 mp3はこちらに置いてあります。 歌詞 (ピアプロより転載) 緑の稲穂が揺れてる 青葉が輝く 五月の午後の日 旅路をゆくのよ ふたりで そういうのたまに いいかもしれないって思う ほおに風を受けるの わたし たたずむの いいね 稲穂の波間に 泳いでみたい あなたとふたりきり 弾むようにふたりで 風に乗る きらめく陽射しは優しく 雲はふたつだけ わたしたちみたい ゆく先決めずに ふたりで そういうのたまに いいかもしれないって思う 水路の水冷たい あなた はしゃいでる いいね 陽射しの上まで 駆けてみたいね あなたとふたりなら どこまでも飛べるから 風に乗る ゆき先ない旅 どこまでいこう あなたとふたりきり どこまでも行けるから 風に乗る コメント 名前 コメント
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128 名前:1/2[sage] 投稿日:2007/05/01(火) 15 41 24 ID ??? 報告が無いようなので・・・昔、サークルでメガテンをやった時の話を。 後輩がGM、3人の新人たちがPC。 俺は最初、外野で見てた。(許可を得て、邪魔にならんとこで見てた) PCの一人である天使系のキャラが、導入で唯一神の代弁者のNPC天使から 神の言葉として『他の勢力(他PCが所属している)を倒せ』という指令を受けた。 GMは敵対関係から始め、陰謀に気づき・・・って展開がやりたかったらしいのだが、 天使PCは殺戮兵器と化し、関連施設の破壊、PC・NPCを問わない直接攻撃を開始。 GMはパニクり、他PLはオロオロ。そのPLだけは無表情(たまにヘラヘラ)。 困り果てて、「導入の都合であって本当にPCに殺しあってもらうつもりはない」と ぶっちゃけるも、そいつは「神の御言葉に従うのは当然、疑うなんて有り得ない」と 聞く耳を持たない。GMから『SOS』って視線を送られたので、横で見てた俺も 休憩中に補足し、「TRPGはみんなで楽しくやるものだから、ただ自分のいいように やればいいってものじゃないよ」レベルの説明まですることに。 しかし彼はそれにも耳を貸してくれない。 それどころか、「卓に入ってない部外者は黙っててください」「ルールに則って 処理してるんですからいいじゃないですか」とか目も合わさずに言ってくる。 俺はこれで軽くキレた。 129 名前:2/2[sage] 投稿日:2007/05/01(火) 15 42 36 ID ??? 裏でGMの相談に乗るつもりだったが、気が変わった。 参加者皆に許可を得て、手持ちPCで途中参加させてもらう。 そして天使PCの破壊活動を「通報しますた」&カバーリングなどで全て封殺。 所詮底の浅い行動しかしてこないので、あっというまに天使PCは手詰まりに。 そこから改めて(PC・PLの言葉として)協力して話を進めるように話をし、 他新人PCたちに行動させ、シナリオ進行をどうにか本筋に戻す。 しかし天使PCだけは『最初の言葉を疑ってみない?他PCの動きも見なよ』と再三 言ってもまともに動こうとせず、停滞か妨害(GMも阻止方法を理解したので不発に)。 そしてシナリオ終了。天使PCに関わるネタだけは(本人が動かないので) 消化不良になったが、それ以外はどうにかこうにか普通に終わる。 反省会をしようという話になったが、混乱でセッション時間が押したためなし。 そのまま帰宅することになったが、俺とその新人くんは駅が同じで、一緒に歩くことに。 糾弾にならないように話をし(反省を促そうとは思った)、「次は皆で楽しくやろうね」と 言って別れようとしたところで、彼は暗い声で「あなたとは考え方が合いません」と言って、 駅の雑踏の中に消え・・・彼はサークルに二度と姿を見せることはありませんでした。 はい。厨返しをしてサークルの新人を失わせた僕が困ったちゃんというオチでしたー。 131 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/05/01(火) 15 54 07 ID ??? 128-129 後出し。 天使PCのPLには、茶番(敵対してるフリで盛り上げる展開)のことや、 互いに矢面に立たないよう、他PCを裏切るつもりで近づいたら陰謀に気づいて~みたいな やり方についても言いましたが、受け入れられませんでした。 132 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/05/01(火) 15 55 43 ID ??? 128-129 こういう報告を見るにつけ思うんだが、どうして自力で対処できないGMに限って、PC対立なんて事故率の高い導入をやりたがるんだろう。 しかも外野の 128に助けを求めるあたり情けない。 件の新人がTRPGに対してどのくらい真っ白な状態だったか知らんが、最初にコンセンサスを取っておくべきだったな。 133 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/05/01(火) 15 56 54 ID ??? 131 受け入れないって分かってんなら呼ぶなよw 135 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/05/01(火) 16 03 41 ID ??? 132 そうですよね・・・。 開始前に相談されてたら、もっと無難なシナリオにするように言えたんですが。 新人対応で気張りすぎてしまったようです。 133 ×受け入れられない~ ○受け入れてもらえなかった~ です。提案したけどダメでした・・・ってことです。すいません。 スレ132 MKP
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冬の夜は苦手。肌を突き刺すような寒さがあるから。 それに比べてこの時期は少し汗ばんだ肌に風が涼しいから、夜が好き。 「ちょっと遅くなっちゃったかしら」 時計を見つめて、ふっと息を漏らす。将来を期待されているのもなかなか大変だ。 「かっなりあせんぱーい!」 自分を呼ぶ声にふっと振り向くと、頭についている桃色のリボンを揺らしながら駆けてくる少女。 「ひな!」 自分のもとまで辿り着くと手を膝に着き、大きく肩を揺らしながら呼吸をしている。 しかし、すぐにパッと顔を上げると夜の闇をも照らす太陽のような笑顔を浮かべる。 「一緒に帰ろっ金糸雀先輩!」 私はにこりと笑って頭一つ分低い彼女の頭を撫でた。 「今は、『かな』でいいよ」 そう言うと大きな瞳を丸くさせたが、すぐに極上の笑みを浮かべてくれた。 ──そして、あなたと 大好きな初夏の夜を、大好きな子と歩く。ああ、なんて心地よい時間。 「──でね、真紅せんぱいったら意地悪するのよ」 「ふふ、相変わらずかしら。真紅は」 「あ、翠星石せんぱいから貰った飴食べる?」 「食べるかしら。──莓?」 愛らしい薄いピンクのそれを口に含むと優しい甘さが広がる。 「それにしてもひな、遅かったのね」 「うん、もうすぐコンクールだから」 そう言った彼女の笑顔は少しだけ陰った。 「そう──」 中学時代、動くの大好き元気印の雛莓の所属クラブはなんと美術部。 絵が描きたいから、という簡単な理由で入部したが、デッサン等の基礎的な知識はなく、そこから猛勉強。 しかし、その素人さが受けたのかもともとの素質なのか、彼女の絵はあるコンクールで金賞。 そこから彼女のシンデレラストーリーが始まった。あちこちのコンクールで優勝するは名高い芸術家の目に止まるは、で彼女はあっという間に有名になった。 そのおかげで彼女は推薦で私と同じ高校に。とてもじゃないが普通に受けたら雛莓は受かるはずのないとこ。 彼女は一躍有名人。学校で彼女の名を知らない者はいないほど。加えてこの愛らしい容姿と人懐こい性格。 雛莓の周りにはいつも人だかりができていた。 「勉強、忙しいの?」 「とぉっても忙しいかしら。ヒナなんか目が回っちゃうかも」 「うぅー、嫌なのぉ」 「ふふふっ、覚悟するかしら」 「頼りにしてるのよっ。かなっ」 ぎゅ、と腕にしがみつかれて危うくバランスが崩れるとこだった。 笑いながら、ふと考える。この調子なら彼女は何もしなくても有名大学からお声がかかるだろうに。 いつの間にこの二つ年下の幼馴染みは大きくなって、私の前を歩くようになったんだろうか。 先輩と後輩の名がついてから、二人で遊ぶことなんかほとんどない。 これから先も私の知らない人と出会い、関係を作っていくんだろう。私なんかいなくとも、歩いていくんだろう。 明るくて楽しくて可愛くて、そして、そして、──。 友情だけではとてもごまかせなくなってしまった感情を私はどうすればいい。 「カナ、あのね──」 「ん?何かしら」 「ヒナね、カナのこと好き」 「はっ?」 「よかったら、付き合ってクダサイ──」 彼女の瞳は視線がはずせなくなってしまうほど真剣で、とてもじゃないが冗談に見えなくて。 その名の通り苺色に染まった頬につられて私も顔を真っ赤にさせる。 「よ……」 こんなことってあるんだろうか。 「よろしく、お願いしますっ!」 カバンを持つ両手に無意識に力が入る。告白を受ける側なのに、こっちがしたみたいに心臓が強く跳ねる。 「っ……へへ、」 頬を掻きながら蕩けそうなほど甘い笑顔を浮かべた雛苺の髪をゆっくり撫でる。 「よろしくね、かな」 「こちらこそ」 重ねた手を強く握り合う。涼しい風が二人の髪の毛を通り抜ける。 この季節なのに嫌じゃない手のひらの暖かさはもう離したくないと言っていた。 終わり 名前 コメント
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最終更新 2017年09月01日 (金) 01時02分53秒 2014.8.22 しんき アクロニア生活2669日目 不思議なところに行ってみたくない? ♪♪ それじゃあ目をつむってね。 3つ数えるね。 さーん、にーぃ、いーち、ぜろ。 あっぷにーとは気持ちいい、気持ちいいのはあたりまえ。そうでしょ? それじゃあ、もっと気持ちいいことしましょうか。 +みんなとそいね +カァちゃんとそいね かわいくとれた +ののとそいね ばななの位置がぜつみょう +せりせりとそいね せりせり顔こわい +みぬきとそいね おそろいの服 +ばんじゃいとそいね 巫女服ばんじゃーい +デレさんとそいね めずらしく襲われる側 +りらたんとのそいねをじゃまするのの やつをゆるすな +きゃらりすと キャラ画像 名前 種族 職業 Lv デュアル職 備考 奈落フラグ あなたと添い寝 てんす♀ As 110/50/110/79 CaSo めいん巫女 y まどろみ世界 てんす♀ Ma 110/50/24 Har y おゆうぎのじかん えみる♀ St 110/50/41 As y リリーフレンズ えみる♀ Gl 110/50/101 Er y スピードコース えみる♀ Er 110/50/110 Gl y 催の森 えみる♀ Har 110/50/1 Ca y 少女デパート えみる♀ Ro 110/50/1 St y 双子のいいなり えみる♀ Gu 110/50 y 魔囁の教会 てんす♀ So 110/50 y うでまくら てんす♀ Fo 110/50/74 So y めいどーる DEM♀ 90 90DEM予定 ヒプノレイン えみる♀ 110/50/50 Haw予定 はぴねすひゅぷの てんす♀ Ca 45/23 積み木遊び えみる♀ Jo 110/50 y 15.2.27更新 全サブの見た目完成したからキャラ画像のっけた 装備とか紹介状売ってくれた人ありがたし 自分メモ:41Fフラグと奈落開通とかも追加する +ふらぐ 回廊・奈落 As Fo So Ca Gl Er Gu Haw St Ma Ro Har Jo DEM 奈落 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 41 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 45 ○ 50 ○ 55 ○ 60 ○ 65 ○ 70 ○ 75 ○ 80 ○ 85 ○ 90 ○ 95 ○ ○ ○ 100 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ AA As Fo So Ca Gl Er Gu Haw St Ma Ro Har Jo DEM 24 24 移動 As Fo So Ca Gl Er Gu Haw St Ma Ro Har Jo DEM 庭1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 庭2 × × 帆 ☆ ☆ マックス ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 東通行 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ トンカ ○ ○ 天界 ○ 鳥取 ○ 蝶 As Fo So Ca Gl Er Gu Haw St Ma Ro Har Jo DEM フシギ団の砦 氷結の坑道 ○ ノーザンダンジョン ○ 大陸の洞窟 ○ ○ マイマイ遺跡第一甲板 ○ 廃炭鉱 ○ 無限回廊 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ アンデッド島 ○ ○ サウスダンジョン ○ アンデッドの城 ○ 光の塔(入り口) 光の塔(外周階段) ○ カーマイン(遺跡前) ○ アメジスト As Fo So Ca Gl Er Gu Haw St Ma Ro Har Jo DEM 転生 ○ ○ Lv 110 110 Rank SSS A 信頼度 黄 水 SC ○ ○ Rec ○ ○ Res ○ 装備 As Fo So Ca Gl Er Gu Haw St Ma Ro Har Jo DEM 武器 本 両剣 短剣 ぶー ○ ○ その他 As Fo So Ca Gl Er Gu Haw St Ma Ro Har Jo DEM 軍 北 西 西 西 南 西 東 メイン ☆ 10 10 10 10 10 10 竜眼 ○ ○ ○ 竜眼・極 ○ ○ ○ ドジ商人 ○ ○ ○ フレイズ ○ ○ ○ デュアル 2 仙人 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ +れきし +【2014.8】 【8/22】 しんき 巫女になる 【8/24】 エレメンタラーに2次転職 【8/26】 未転生BaseLv.100達成 エンチャンターにスイッチ はじめてのエミドラ(手加減) 温泉があるのを知って感動する はじめての大富豪 【8/29】 未転生BaseLv.110達成 アストラリストに3次転生 【8/31】 はじめての奈落 +【2014.9】 【9/1】 110転生後BaseLv.94でのひとこと [09/01/14 18 00 48] [あなたと添い寝] [バッグあいてむはいるのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwww] [09/01/14 18 00 55] [ぐらたんのの] [そいね?] [09/01/14 18 00 55] [あなたと添い寝] [うわあああああああああああああ] [09/01/14 18 00 56] [パンツが穿けん] [じょうよわだった] 【9/2】 3次JobLv.50達成 転生後BaseLv.100達成 【9/11】 OSいれなおしたときにバックアップとり忘れてSS消えたふみゅ 【9/14】 99本入手 【9/15】 転生後BaseLv.110達成 DualJobをCaにする 110本とレネットちゃん入手 【9/17】 ござる(110片手剣)入手 【9/20】 ちっぱい主催の大富豪大会があった、3位で紙芝居屋とプルルアルマもらえたよやったね! 【9/22】 ECOはじめて今日で一ヶ月、DualLv.67までが限界でした 【9/25】 闇50服つくった ねこまたイベ全部おわらせたながすぎた。ドガちゃんの株が急上昇。 +【2014.10】 【10/3】 ねんがん の きよぴーしょうかいじょう を てにいれた サブでろぼつくったときのログ [10/03/14 15 24 00] [アルベルティーネ] [名前から漂う添い寝オーラ] [10/03/14 15 24 23] [まどろみ世界] [かわいいおーらかくしきれなかった] [10/03/14 15 24 39] [保科智子] [はいはい] [10/03/14 16 42 48] [まどろみ世界] [ばんじゃーい] [10/03/14 16 43 02] [ねこばんざい] [まどろみわーるど] [10/03/14 16 43 04] [ねこばんざい] [だれだっっけ] [10/03/14 16 43 30] [マリーセレス] [卑猥な名前は大体添い寝] ひどいいわれよう 【10/4】 ノーザン地下ではじめてのミミック。ダメチャでカムイさんワンパンされつつ倒したすごい時間かかったもうやらない。ドロップは死神のカード。ふみゅい。 【10/9】 れんじゃい104転生、ろぼ110転生 【10/12】 ろぼの強化外装完成 巫女のDualかでたんのレベルが100になる 【10/17】 Stが110になる 【10/18】 Maが110になる 【10/28】 ギャンブラーの転職試験で鍵だすのにアニメ2話とAパートぶんかかったあげくセーブポイントかえてなくて水牢にとばされる。ぎゃんぶるむいてないわこれ。だめぜったい。 【10/29】 商人の青札ちゃれんじの結果。朝6時半までかかった。 +すたんぴ もってないやつ ≪スペシャル≫ ジャイアントコッケースタンプ ライオウスタンプ メイオウスタンプ +じぶんよう +67ひとふでがき すごくよみにくい 気が向いたらなおす 67ひとふでがき みぎくりっく2かいできたむきに みぎうえからひがしはんぶんのるーとへ みちなり こわれたはしのさきのちょっとひろめのへやすぎたあと ぶんきについたら一回階段おりてみぎちぇっくしたあとひきかえして直進のみちいく みちなり xちょくしんでのぼる ◎みぎにおれる ひだりこべやの2ぞうをみる みぎにのぼる ぐーっとおりる みぎのほうもじゃっかんみつつそのまま直進 がーっとのぼる みちなり ひだりのこべやみておりる つきあたりひだり4ぞうみる いっかいめのかいだんまがらずにみちなりにのぼっていって5ぞうみる あとはみちなりごーる ひだりうえからにしはんぶんへのるーとへ みちなり 1ぞうみつつみちなり ひだりのはしわたってみちなり つきあたりひだりでわなべやみる かいだんのぼる こわれたはしみつつみちなり 6ぞうみつつみちなり さゆうのわなべやみつつかいだんのぼってつきあたりをひだり こわれたはしみつつみちなりでごーる +やること まーちゃん量してかねさく 装備ととのえる 奈落にのっけてく魂そだてる 和風なお庭づくり みんなと添い寝してSSとる めも 1106日のいのちだった おやすみ もしかして:☓エレメンタリスト○エレメンタラー -- 名無しさん (2014-09-05 20 30 01) まじだなおした -- そいね (2014-09-05 20 37 17) 一ヶ月でデュアル67の時点でじゅうぶんはいひとだとおもいます! -- 名無しさん (2014-09-24 08 56 22) こやつ・・・・・・いつの間に -- デレさん (2014-11-08 02 23 11) サイニストだった -- 名無しさん (2014-12-22 18 18 36) 壊れたPCは窓から投げ捨てるのじゃ -- まるちっぽ (2015-02-23 14 08 35) えこなちゃんがいる……ふぅ…… -- あると (2015-02-27 14 08 30) そいねぺろ -- すじ (2015-03-06 02 46 11) すじぺろ -- そいね (2015-03-06 15 18 24) ふええ -- すじ (2015-03-06 17 47 34) ふっきめでたいそいねぺろ -- すじ (2015-03-16 12 17 30) ふええしなないで -- すじ (2015-04-16 01 36 46) 名前 コメント
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おもいあなたとにくへ【登録タグ MK砲 VOCALOID お 初音ミク 曲】 作詞:MK砲 作曲:MK砲 編曲:MK砲 唄:初音ミク 曲紹介 作者曰くネタ曲だが、ガチとの声もある 初めて知る人は、先に動画を観ることを強く推奨 歌詞 手に入れたその日から あなたへ伝えたい 心ときめいてく 世界を 私を唄わせてみてね 上手になっていくから 今以上これからもきっと あなたの思う様に 夢を見せて私にも ほら 手に入れたその日から あなたへ伝えたい 心ときめいてく 世界を 青く長い髪は少し 邪魔する事あるけど お気に入りのスカートとね ピッタリでしょう?どうかな? 左腕のしるしは証し 手に入れたその日から あなたへ伝えたい 心ときめいてく 世界を 時は無限に あなたに応え 今日もこれから 私を唄わせて 買って使ったその日から あなたに伝えたい 心きらめいてゆく 世界を サラリーマンにも Miku Miku Miku Miku 国○議員も? Miku Miku Miku Miku テリヤキ大好き 肉! 肉! 肉! 肉! 内緒ね? もういっかい! あなたの歌姫 Miku Miku Miku Miku 浮気しないでね(リ○のことか!) Miku Miku Miku Miku やっぱり大好き ネギYネギYネギYネギY 振らせて〜♪ 手に入れたその日から あなたへ伝えたい 心ときめいてく世界を コメント 「心きらめいてく」では? -- 神 (2009-11-03 19 08 53) 名前 コメント
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シャーロット・E・イェーガーは考える。 高速で空を突っ切り、迫り来るネウロイとの衝突を数秒後に控えた彼女の頭は冴えていた。 無線の向こうから聞こえたあの男の声はもう遠く、流れゆく走馬灯に身をゆだねていた。 シャーリー(こんな時に無茶して出て来たんだ。カッコよく決めてくれよ) シャーリー(それにしても私は走馬灯まで早いのか……さすがだな) ひとりごちて目を閉じる。 腕の中に眠るバルクホルンを抱きしめ、衝突へと備えた。 ≪目を閉じて…ああ、あと鼻と口を塞いで≫ シャーリー「おいおいなんだ?お前の起こす奇跡は息を……と、め――」 薄らと開けた目に映る光景に絶句した。 ≪飛び込め!!≫ どう、と空に大きな水柱が上がる。 ついでネウロイまでそれに突っ込み、慌てて進路を変えて飛んで行った。 宮藤以下8名の魔女の目に映るは四角く切り取られた海。 突っ込んだシャーリーは浮上の為に必死に水を掻いていた。 宮藤「なん、ですか……?あれ」 リーネ「水…ですか?どうして空に……」 遅れて来たリーネと宮藤が空に浮かぶ海を指差す。 ゼリーの様に時折震え、弾力性に富んでいる事が把握できた。が、問題はそこでは無い。 エーリカ「ファーゼンウバガン…相転移。にぃにぃの固有魔法」 坂本「ファーゼン……あいつの魔法は空に水を浮かす事なのか?」 浮上したシャーリーは立ち泳ぎをして周りを見ていた。バルクホルンもすでに酸素に触れてる。 大きな海の前で、先程まで息を切らせていた俺が何事もなかったかのように切り返すネウロイを見つめる。 頭から生える角の光は強くなり、段々と枝分かれして行くのが遠くの彼女たちからでも確認できた。 坂本の問いにエーリカは首を振る。俺から目を離さないまま、口を開いた。 エーリカ「あらゆるものの相を転移させ、新しい何かを創りだす。あれが錬金術の正体だよ」 エイラ「錬金術……やっぱりアイツは」 坂本「何故今さら?」 エーリカ「だってにぃにぃは戦力強化の為に、私達を補助する為に来たんだもの」 ペリーヌ「しかし俺大尉はバルクホルン大尉を!」 エーリカ「そんな事するわけないじゃん。あいつロリコンだもん」 言い逃れもしない心意気は立派だけどね。 溜息と共に吐き出されたエーリカの言葉に坂本が硬直する。 濁流のように記憶が押し寄せ、搔き混ざる。坂本は感情を押し殺すように口を開いた。 坂本「だとしたら…私達は――――」 エーリカ「違うよ、話さなかったにぃにぃが悪い。知らなければ私だってこうする」 坂本「…俺とて分かっていたはずだ。何故…何故俺は話さなかった……」 あっさりと否定された。それでも何かある筈だと、俺を見続けるエーリカに坂本が顔を向ける。目が合った。 空よりも高く澄む瞳に覗かれる。恨みのようなものは無く、諦めに濡れるわけでもなく、唯々寂しげにゆれていた。 エーリカ「にぃにぃは話さない…ううん、話せない。全てが嘘だと思っているから。全てが見え過ぎてるから」 宮藤「見え過ぎてるって……」 エーリカ「これが終わったら全部話すよ」 俺を中心に空間が歪んで見える。 赤いトナカイを囲むように、ざわざわと大気が集結するのが伝わって来る。 エーリカ「相の理解はその科学、転移の心は己が魔法 科学と魔法が交差する時、錬金術は発動する」 手を合わせ、再び針路をこちらに定めたネウロイを見据える。 魔法力を右腕に循環させると同時に頭で式を組み立てる。 段々と頭の中を棒で掻き回されるような感覚が俺を襲い、むせ返った。 俺「同時演算は、やはり無理、か……」 ひどくくらくらする。容量を越えた計算に脳が悲鳴を上げる。 それでも構わない。この子達を救えればいい。辱められた?それが何だと言うのだ。 俺「コスモロギー…アッレ―――――」 ≪そこまでです≫ 俺「…ウーシュ?何故君が」 言葉だけは冷静に出てきた。ぐちゃぐちゃの頭の中で考えている事なんて無いのに。 軽く息を切るように、インカムの向こうで彼女は俺に声をかける。 ≪何をしてるんですか、俺さん。どうして…≫ 俺「どうもこうも、分かっているだろう?」 ウーシュと波長を重ねる。言葉にするならば浅い一心同体だろう。 表層意識まで共有している彼女には、考えている事が光よりも速く伝わる。 これが深層意識まで共有して始めて力を開放できるが、そこまで強いる必要はない。 俺「ウーシュ、いいんだ。俺はここまででいい」 俺「このまま始末をつける。軍規も…なにより子供達に迷惑をかけた」 ―――だから、もう 俺「楽にしてくれよ……ウルスラ」 潮風が頬を撫ぜた。 俺は何も出来ない男なんだよ、ウーシュ。 力が無ければ、この力を示さねば誰にも認めてもらえない。 ――子どもの一人もjar…守れjarあggしなggkいyii… 何も伝わらない意志が現実をつき付けるようだった。 絶望したかい?そうだろう。陛下から推薦状を賜い、意気揚々と来た男がこの様だ。 何一つ創りDa..Skt事出来なかtTあton,錬金術士だsおuDa,愚者、それが正しい答Ans,,sう、真実wAhr…… ≪…そうやって≫ 再び演算を開始する。一Mens…で出来た事dあr,。これが唯一の、己の証明Proof..た。 ≪…やっぱり嘘をつくんですね≫ 俺「ウー…シュ……?」 ≪そうやって考えるのがいけないんです。何でも一人で背負って≫ アクセス量が増える。光の連続に目がくらむ。 ――――深層へaCcs..アクセス開始―veRs.―共有意識74.925141592xX―――― 自我安定。浸食無し。外部アクセス了承。DIVE. 俺「これは俺の責任なんだ!……俺が背負って何が悪い!?俺は救えなかったんだ!俺が殺したんだ!俺が…俺があ!!」 見たくもない映像を脳は勝手に流す。不愉快なノイズと汚れにまみれた映画が止まることはなく 治りかけた傷を容赦なく抉っていく。どろどろとした血が溢れ、頭の中に溜まって行く。吐き気がした。 乱れる、歪む、崩れる。ぐずぐずと思考は朽ちていく。 視界が真っ暗に歪み、自分と自分が離れる感覚が気持ち悪い。 大切なナニカはすでに遠く、思い出せない。思い出したくて必死に数を数えるが思い出せない。 とても大切だったナニカ。忘れたく無くて、離したく無くて、ああ駄目だ。 気持ちが悪い。頭がどうにかなりそうだ。 このまま鋭利な刃に裂かれるように、いっそ消えてしまえたら。 手に入らないなら止めてしまえ。考えるなど止めてしまえ。忘れればいい。 もうすぐ全てが黒くなる。ドロドロの夜が呑みこんでしまう。 祈る様に両手を更に強く合わせた。祈る―何に?誰がこんな愚か者を守るんだ。 細かくぶつかり合い、震える大気と元素が俺の首飾りを揺らす。 更に強く両手を合わせた拍子に、一層強くなった振動に刻まれ、飾りが宙に投げ出された。 瞬間、左手に痛みが走る。 思わず両手を解き、宙を舞うそれを取った。 彼女にあげた片割れと同じ、首飾りだった鮫の歯―――― 【どうぞよろしく】 【それはお守りだから、大切にしなさい】 【裏切りの英雄】 【その右腕は一体】 【教えてくれ、俺は……】 【人だって殺せる】 【興味の問題】 【技術屋】 【嘘だったのかよ】 【俺は何時でも本気だ!!】 【態度で示す】 【君にしか出来ない事】 【明けない夜は無い】 【好きにしろ。私は行く】 【にぃにぃの頑固者!】 【7年前に、過去に帰れ!】 【魔力供給】 【一人じゃ何も出来やしない】 【変換効率の不具合】 【いい加減自分の言葉で】 【話】 【認められたいんだ】 【認めてもいない人間の話す事なんて】 【狂言妄言】 【何でも結構】 【真実から目を逸らした】 【君には君の】 【そこまでして探す真実】 【子どもを見捨ててまで】【生きたくない】 【奇跡は起こすものなんだ】 【たった一人じゃ立つ事も】 【真実すら話せない】 【君達を守る】 【守れない】 【俺が殺した】 【子ども】【花】 【気を付けて】 【そんな所で】 【真実を求める】 【揺るがぬ鋼】 【貴方だけを】 俺「――――!!?」 ≪貴方は少し考え過ぎです≫ 俺「ウーシュ…君は……」 ≪やっぱり、これは少し…≫ 深淵に光が射す。目の前に現れた彼女の意思。黒く蕩かされた頭に少女が入り込んで来た。 汚ないと叫ぶと、彼女は辛そうに笑って寄り添うのだ。 ≪今、俺さんが見ているものは真実です≫ 言葉にしなくても伝わるのに、彼女は言葉を紡ぐ。 どろどろに淀んだ深淵を彼女は進む。 ≪でも真実は一つとは限りません≫ ≪全部、俺さんが教えてくれたんです≫ インカムの向こうから、ウーシュの小さく笑う声が聞こえた。 美しいものだったと思う。ウーシュはそれを分解して、淀んだ何かを書き変えた。 俺「子供が傷つくのは嫌なんだ。もう失いたくない…俺は守りたい……ッ!」 ≪それが理由じゃいけませんか≫ 俺「君は優しすぎる」 暖か過ぎて怖くなる。ぼろぼろと涙が零れた。 深層意識までの共有は電子レベルで繋がっている事だ。 嘘ではないと分かっているのに怖くなる。 俺「…俺は、これで死ぬ」 ≪させません。範囲計算は任せてください≫ 俺「失うのは今だ」 ≪付いていきます≫ 両手を合わせ、頭の中、枯葉を被ったホワイトボードに式を書き込んでいく。 真空の相転移を利用。真空の空間をエネルギー準位の高い状態から、低い状態へ相転移。 濃密なまでに収束させたエネルギーを両腕に乗せ、転移対象を決定。 転移位置、対象物体確認。方程式を展開、証明――――終了。 ≪範囲確定。目標の侵入を確認≫ 俺「ファーゼンウバガン」 空間をネウロイの中心、コアへと転移させる。 押し込まれた空間が急激に膨張する。 膨大な熱の開放により、飛び込むネウロイが熱した硝子のように赤く、白く膨れ上がっていく。 俺「…コスモロギー、アッレ」 大気がゆらぎ、薄く張っていた雲が晴れ上がった。 まるで世界が始まるような清々しさ。 俺は言い放った。 俺「サンタズウィーグ」 瞬間、大気が鳴動する 解いた両手を宙にかざした瞬間、ネウロイを中心に空間が爆発する。 真っ白に熱を閉じ込めた鉄の身体を弾けさせ、辺り一面に熱波と衝撃を撒き散らした。 エイラ「――ッ宮藤!シールド!!」 宮藤「えっ…は、はい!!」 全員を守る様に展開されたシールドに衝撃波がブチ当たる。 衝撃で後退する宮藤をリーネ達が支え、輝く波を防いでいく。 ペリーヌ「眩しい…これは一体…」 サーニャ「綺麗…」 中心で焼かれるコアの辺りから虹色の光が溢れていく。 大気に瞬く燃える燐光。幻想的だった。 俺「宇宙創世の業火に焼かれ、原子の一片まで消滅し尽くすがいい」 インカムを取って頭を振う。赤く輝く角が大気に散った。 景色に目を移した瞬間、意識が飛んだ。 目を覚ますと、辺りは真っ暗だった。 俺『何だ……海の底?』 体を動かす。何気なく右腕を動かすと、すっと動いた。 驚いて右腕を見る。肩口にあった鋼の接合部が消え、綺麗な人の腕がくっついていた。 俺『…夢を、見ていたのか……?』 声が震えた。握る、開くを繰り返す。 鉄の擦れる音も、ずっしりとした鉄の重さも無い。正真正銘、俺の―――― 右手をあげる。その時だった ぐしゃり 歪な音が耳につく。右腕がぐずぐずと崩れていく。 骨が、肉が、皮が。ぼたぼたと落ちるのを、俺は茫然と見ていた。 膿んだ大地が広がる。血の様な炎がべろりと傷口を炙る。 視界が揺れる。 頭が認識した途端、世界が広がる。 口が渇く。頭が痛い。腕が、俺の腕が……左手で右腕を抑える。崩れた。 落葉が揺れる。かさかさと、誰かが近付いてくる。 引き攣れるような呼吸が精一杯だった。視点が定まらない。 右手が何かを持っている。ぐずぐずになった右手を開く。靴だ。 誰の――子供の。何で――知らない。どうして―――それはね――― 誰かが近付いてくる。違う、誰かに見降ろされている。 ゆっくりと顔をあげる。ちいさい子供は見降ろしている。 ――ねえ 蕾のような唇が動く。 空気は震えず、頭に響く。 ――わたしの、 ぶわりと、冷汗が噴き出た。 胃が挽き潰される。呼吸が早まる。右手は崩れていく。 ――わたしのくつは、どこ? 硝煙の臭い。人の叫ぶ声。炎の熱さ。置き去りのぬいぐるみ。 口に広がる鉄の味。焼けた森。黒い塊―――赤い靴 俺『ぁあ、あ……ぁぁああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!』 にこりと、子供は嗤った。 「起きろ!俺大尉!」 俺「――――ッッッ!!?」 不意に視界が白に変った。 一瞬の戸惑いをへて、ようやくここが医務室であると気付く。 俺「……ゆ、め?」 視点の定まらないままの目に天井が映る。 するとその横から、心配そうな顔をしたバルクホルンが覗きこんで来た。 バルクホルン「大丈夫か?」 俺「…大尉、なんて顔をしているのです」 バルクホルン「こちらの台詞だ。汗だくだぞ」 バルクホルンが差し出したタオルを受け取り、額を拭う。 自分の身なりを確認すると、着ていた服は病人服に変わり、鋼の右腕は剥きだしだった。 バルクホルン「何故お前は来た」 唐突にバルクホルンは口を開く。 ベッドにはウルスラが倒れ込む様に眠っていた。目の下の薄い隈をそっと撫でる。 俺「子供を見殺しにはできませんから」 バルクホルン「そんなもの理由じゃないだろう!」 声を荒げ、バルクホルンが俺に詰め寄る。 俺は顔色一つも変えず、静かに。と、人差し指を口元に寄せた。 俺「恨み、憎しみ…負の感情の集め方を知っていますか?」 突然の、枯葉一つの重みも感じさせない呟きに、バルクホルンは眉をひそめた。 ことの成り行きに、理解もなにもかもが追いついていかない。 俺「簡単だ、愚者を作ればいい」 バルクホルン「…愚者?」 俺「人類が必要としたのは勝利。オストマルク陥落という事実を捻じ曲げるには国民総脱出という奇跡が必要だった」 俺「続きにカールスラントが落ちた。戦争は続く。だが丁度いいものがあった」 バルクホルン「………」 ウルスラの金色の髪を、俺はゆっくりと撫でる。 俺「昔、貴女の様に立っていた子がいた」 俺「だがその子は自分が何をするも知らないまま死んだ。驕りに塗れた、愚かな一人の所為で」 バルクホルン「…お前は―――」 口を開く。 するともう一度、静かに。と人差し指を示された。 俺「知る必要はありません……最後となると話し過ぎるものです」 バルクホルン「最後?」 木の軋む音と共に、医務室の扉が開く。ミーナと坂本だった。 二人は俺のベッドへと歩み寄り、バルクホルンを留めたまま俺と目を合わせた。 ミーナ「俺大尉。貴官は自分のやった事を分かっていますか」 俺が声を発するまでも無く、ミーナは言った。 その言葉に俺は自嘲的な笑みを浮かべ、言う 俺「軍規違反を。何より迷惑を掛けました」 直に荷を纏めます――そう言って頭を下げようと身をかがめる。 すると、坂本に遮られる。何かと頭を上げると、彼女は頭を下げた。 坂本「すまなかったな、大尉。まず謝らせてほしい」 俺「なっ、止めてください!貴女方は正しい事をしたまで。自分が―――」 坂本「それでもだ」 俺は狼狽する。 確かに坂本は酷く当たったかもしれない。だが、それは上に立つ者としては当然だ。 下の者を守る為だと俺は分かっている。何より、その罵倒すらもよく分からなくなって来ているのだ。 俺「お願いですから…」 こんな自分に頭を下げるなんて止めてくれ。 申し訳ないとか、そんな気持ちを込めた眼は止めてくれ。 ぎゅうと掛け布団を握り締める。ではと、坂本が呟いた。 坂本「交換に……その腕の事、聞かせて貰えるか」 俺「腕……?」 きしりと右腕が鳴く。 ずっしりとした鉄の重さに、やはり先程見たものは夢かと実感する。 俺「…まずは魔法の話をしなければなりませんね」 ミーナ「魔法……俺大尉は固有魔法を?」 驚いたようにミーナが言う。 言っていなかったか。頷きながら両手を合わる。 すると、先程の海のように、空中にぷかりと水玉が浮いた。 バルクホルン「これは…」 バルクホルンが目を見開く。 坂本「相転移…と言ったか?」 俺「はい。全ての固体、液体、気体その他諸々。その全ての性質の理解からの別物質への転移が可能です」 バルクホルン「…水を浮かせるだけじゃないのか?」 俺「はは、大体何でもできますよ」 例えば水。 そう言うと俺は浮かせたままの水玉を両手で包む。 俺「まず、固体に」 ぱちりと紫電が飛ぶ。 俺が両手を開けると、氷の球が右手の上に転がっていた。 坂本「すごいな」 俺「定石は液体に戻してから気体にですが、一気に気体にする事も可能です」 再び両手を合わせる。 紫電が飛んだと思うと、俺の手の中は空っぽだった。 俺「大体このような感じです」 ミーナ「しかし、水を浮かせていたのは?」 俺「あれはエーテルを利用していたんです。こんな風に」 両手を合わせる。 すると空中の見えない何かに並々と水が注がれていった。 その光景に三人は感嘆の声をあげる。 ミーナ「本当に魔法ね…」 俺「応用性が高い魔法ですから。理論さえ分かっていれば全てを創造する事が可能です」 坂本「だからこそ、錬金術師か」 俺「こそばゆいですがね。簡単にいうなら状態変化を操れると言ったところです」 ミーナ「待って。さっきのあれは一体何なの?」 思い出したようにミーナが問う。 それを聞いた坂本の脳裏に、先程の戦闘が浮かび上がる。 美しい燐光をあげて、ちらちらと燃えるように見える光 中心のネウロイを消し潰しながら、虹色に輝く光の柱 俺「サンタズウィーグといいまして」 バルクホルン「…ファンシーだな」 カールスラント語の響きに坂本が首を捻る中、ミーナとバルクホルンがくすりと笑う。 そんな二人に、俺はにへっと笑って頭をかいた。 俺「真空の相転移を利用して、辺りの量子を―――――」 坂本「あー、待て。私達の解る言葉で頼む」 俺「簡単にいえば、この宇宙が出来た時の爆発です。量子の激突などで虹色に見え―――」 両手を使って楽しそうに説明する俺とは裏腹に、三人は焦っていた。 正直理解できない。だが目の前の男はとても生き生きとしている…… ミーナはふっと笑みを作った。 ミーナ「良く分からないけど、すごいのね」 バルクホルン「………そ、そうだな!」 坂本「あ……ああ、その通りだ!」 俺「理論さえ解っていれば何でもできますよ」 不意に、毛布を握る手が震えるのが見えた。 両手を見つめ、唇を噛む。俯いて影の濃くなった表情からは多くの感情が読み取れるが、 なんともいえぬ、複雑な表情だった。 俺「唯一、欠点があります」 眠るウルスラに手を伸ばし、そっとゆり起す。 眠たげな瞳にミーナ達を映し、慌てる彼女に俺は状況を説明すると、そのまま話を続けた。 俺「この魔法を使う為には、必ず両手を合わせなければなりません」 両手が数式とすれば、合わせることでイコールとなる。数式は必ず答えを出さねばならない。 演算途中での放棄は許されませんから。 そんな感じに呟いた後、両手を見つめ、右手を握り締める。 ―疑問に思った事も無かった。何故この男は義手を付けているのかと。 オストマルクから途絶えた撃墜スコア。世間から身を隠し、非難を浴び続けた七年間。 技術省への転科と、あまりに不明慮だ。 バルクホルン「その腕、まさか……」 俺「オストマルクで失くしました」 俺はそう呟いただけだ。特別な動きをしたわけでも、怒りを漂わせることも、声を荒げることもなく。 道端に硬貨を落としたとでもいうように、呟いた。 そこから導かれる真実は、そこから現れた真実に、ウルスラをのぞく三人は氷塊を背中に流されたような顔をして固まった。 俺「付けたのは最近です。やっと魔法力循環で指を動かせるようになった」 どこか遠い声で右手を遊ばせる。 すいと俺がウルスラに目を向けると、彼女はこっくり頷いて、簡素に説明する。 ミーナ「動力は魔法力でいいのかしら」 ウルスラ「はい。日常生活、戦闘はギリギリこなせます。試作品ですから変換効率は馬鹿になりませんが…」 坂本「そしたら、何故俺大尉はそれを付けていられる?」 当然の言い分だ。 すでに俺の齢は22。そんなに魔法力を消耗する義手はともかく、戦場に帰って来ることさえありえない。 俺は、どこから説明したものかと少し思案した後、口を開いた。 俺「この魔法を……練成としましょうか」 坂本「ああ」 俺「エーテルと魔法力は非常に密接な関係を持っています。ならばどうすれば魔法力を得られるか。 つまるところ形態の違いですから、相転移を使って気相からの形態転移を――――」 ウルスラ「……大気中のエーテルを魔法力に変換後、取り込むことができます。 つまり、俺さんが魔法力を失う事はありません」 俺が魔法力を失う事は無い。 その両手がある限り、地に落ちることも、力の無さで嘆くことも無い。 そんな魔法が存在するとは。一番に喰いついたのは坂本だった。 坂本「ならば自分以外には……」 俺「話はここまでです。少佐」 これで終わりです、と俺は笑うと、深々と三人に頭を下げた。 俺「自分は本国へ帰ります」 ウルスラ「…俺さん?」 俺「いいんだ。…申し訳ありませんでした」 ミーナ「帰って、どうするのかしら」 俺「技術省に勤めながら院の方へと行かせてもらっています。 院を出て、正式に技術省で働きます……幸い、裏の方の研究は席がありますから」 それにと続け、コンと自身の右肩を指ではじく。 俺「この研究も終わっていません」 そう言って、つらつらと事務的な内容を三人に聞かせ、俺は最後にミーナへと了承を求めた。 あの部屋をどうやって片付けようか。そんな事を、頭の片隅で考えながら。 ミーナ「俺大尉、貴官の犯した罪は重大です」 俺「はい」 ミーナ「罰として、貴方にはここに正規配属とさせてもらいます」 俺「はい?」 目が合った。 目が合ったという事は、どちらも見つめ合っているという事で、俺が頭をあげた事になる。 突然の計算外に思わず頭をあげてしまった男は、たっぷりと思考をめぐらせた後、 気持ちを整え、意を決して口を開いた。 俺「何を言っているんですか、あなたは」 ミーナ「その通りの意味です。もう退院しても平気だそうよ」 俺「ですから、俺はあなた方に――――!!」 バルクホルン「逃げるな。お前のお陰で私は助かったんだ。これは嘘か?」 嘘ではない。だが、堂々と言えたことではない。 そちらが許しても、俺が許せないんだ。 世間に散った蔑称で、俺がなんであるかは分かっているじゃないか。 こんなにも薄汚い、危険な人間を、どこの誰が傍に置く。誰が守りなどするものか。 眉を顰め、唇を噛み締める俺を、坂本は不審と受け取ったようだ。 坂本「私達が無理矢理留めた。これでいいだろう?」 俺「それでも!……俺は、俺を許せない」 坂本「なら少しずつでいい。俺、今からお前は501の一員だ」 俺「……少佐」 つきつけられて、初めて自覚する。 自分がいたら全員が嫌な思いをして士気が下がるとか、今そう言っていても後でどう転ぶか分からないとか、 どのみち自分は必要の無い人間だったからとか、 浮かんでくるのは、ひたすら逃げ出すための言い訳ばかり。 せいぜい威勢の良く言い放って逃げ出すゴロツキと同じように、 自分のみっともない体面を取り繕うとしているだけなのだ。 罵倒すら分からなくなるまでの七年で、戦う心はすでに折れてしまった。 なのに、それなのに目の前の少女達は自分の居場所をつくり、自分が変わらぬ心で戦うことを信じている。 それを俺は、それが失望に変わることを恐れ、美しい思い出のまま逃げ出そうとしている。 どこまでも、みじめな意地だった。 ミーナ「俺大尉、あなたを歓迎します」 俺「…守ります。あなた方を、この命に掛けて」 顔を伏せ、気恥ずかしさとで張り裂けそうな胸を右手で抑えて頭を下げた。 年上らしい余裕を持って挨拶できた自信はなかったが、さしたる言及もされなかった。 微かに震え、堅い挨拶をする俺を見ながら、ふと、坂本は毛布に水滴が落ちていることに気付いた。 仰々しく挨拶をする年上で堅苦しいこの男は、案外涙もろいのかもしれない。 ページ先頭へ
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あなたと私の約束事 『あなたと私の約束事』 とは?
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ほうかごのあなたと…【登録タグ Dual's ほ 初音ミク 曲】 作詞:さくまな 作曲:Sat4 編曲:Sat4 唄:初音ミク 曲紹介 卒業式を間近に控えた女の子が、憧れの男の子への想いを歌い上げる曲 別れのメッセージを乗せ、美しく切なく響くミクの歌声が聴く者の耳を奪う 歌詞 ―AH― いつもの放課後2人だけで 居残りをして楽しかった ねぇ授業中回した手紙読んで 笑いあったね 幸せだった もうできないね こんな事も 卒業式まで後少しで 隠していたこの気持ち達 もう言いたいよ 隠せない あなたと同じクラスでよかった 大好きだよ でもまだ言えない 気付いて欲しくて そっと袖を掴んでみたの 黒板に落書きした印は 2人だけの秘密 ―AH― 窓際の席で隣同士 嬉しかったの ドキドキした ねぇ居眠りをしてるあなたを見て ちょっとかわいいななんて思った 屋上にはよく行ったね それも今日で最後になるよね 溢れ出すこの想いが言う もっと一緒にいたいのに あなたに出逢ってよかった ただこの胸に秘めた想いに 気付いて欲しくて ずっと見つめていたの だけど… 校舎裏には呼び出す勇気が 私にはなかったから… 写真には2人 笑顔でピースしてる ねぇ涙が込み上げてくる さよならは言わないで欲しいよ あなたと同じクラスでよかった 大好きだよ でもまだ言えない 気付いて欲しくて そっと袖を掴んでみたの 黒板に落書きした印は 2人だけの秘密だよ 幸せだった日々は 桜と共に散り去っていくの コメント 泣けますね。 -- 黒猫執事 (2009-07-10 00 59 28) いいですねb -- 本の虫 (2009-10-09 15 39 21) 泣けます(T_T) -- 黒太 (2010-02-10 19 20 34) 共感できます(泣 -- 名無しさん (2011-07-29 00 21 48) いい曲ですね? 共感できるとことかがあって素敵です -- 後輩 (2011-09-19 14 49 53) 名前 コメント
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769 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/21(日) 21 16 32 ID Kcf6rTXR 季節は冬。 道場には剣道部員の掛け声と踏み込みの音、面を打つ音が響いている。 その音が一旦止まり、 「籠手打ち、始め!」 部長の掛け声をきっかけに、再び音が道場に響く。 夕方7時、ここ練心館で始まる校外練習は二時間続く。 770 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/21(日) 21 17 22 ID Kcf6rTXR 練習が終わり着替えを終えて、外で部員全員が出てくるまで待つ。 早く帰りたいが、道場に施錠をして鍵を返すまでは帰るわけにもいかない。 いや、本来はそれすらもしなくていいのだが。 何せ道場の持ち主の娘がここに来ているのだから。 一人を除き部員全員が帰ったことを確認した俺は、鍵を閉めることにした。 「ちょ、海原先輩すとっぷすとっぷ!」 「あーなんか幻聴が聞こえるな。まるで女の子の声みたいだ。」 「ばっちり聞こえてるじゃないですか!幻聴じゃないですよ! すぐに出ますから待ってくださ~い!」 声の持ち主が出てから再び施錠する。うん。確認OK。 「さて、帰ろうか大河内。」 「先輩。いつも言ってますけど、私が出てないのに鍵閉めないでくださいよ。 いやがらせですか?それともいじめですか?」 「不器用な部長なりのスキンシップだ。」 「へー、そんなこと言うんですか。じゃあ今日お父さんに言っておきます。 『海原先輩がお父さんとスキンシップしたいって言ってた』って。」 まずい。いつもより怒っている。 しかも彼女の父親との『剣道でのスキンシップ』は『死合い』と同義になる。 本人は遊んでいるのだろうが警察で剣道の指導をしている人間と高校生とでは実力差がありすぎる。 ライオンがウサギにじゃれついているようなものだ。 771 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/21(日) 21 18 09 ID Kcf6rTXR 「すまん。それは勘弁してくれ。もうむちうちになるのは御免だ。 今度学食でカツ丼特盛か牛丼特盛をご馳走するから。」 「両方です。」 「両方かよ!・・・いや、わかった。わかりました。 ご馳走させていただきます。大河内桜嬢。」 「わかればよろしい。ようやく身分をわきまえたようね海原。」 腰に手を当てて高笑いしている。しかし竹刀袋を持ったままだから全然似合わない。 「さて!じゃあ帰りましょうか先輩!」 やれやれ。 このお嬢様の機嫌を損ねるたびに奢らされているというのに 俺も学習能力が低いものだ。 しかし、それがわかっていても何故かこいつにちょっかいをかけてしまうのだ。 それはこの少女の性格がそうさせてしまうのだろうか。 それとも単純に俺がいたずら好きだからだろうか。 それとも、俺がこいつに対して異性としての好意を持っているからか。 ――たぶん全部だな。 左で歩くたびに左右に揺れるポニーテールを見ながらそう思った。 772 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/21(日) 21 19 02 ID Kcf6rTXR すっかり暗くなった夜道を先輩と歩く。 四月に剣道部に入部してから毎日のように繰り返されていることだ。 でも一度も飽きたとか一人で帰りたいとか思ったことはない。 なぜか?理由は簡単。 私が先輩のことを好きだから。 ・ ・ ・ 剣道馬鹿の両親と兄を持つ私は物心つくころにはすでに竹刀を握っていた。 別に強制をされたわけじゃない。 両親の期待を受けた兄が小学六年生のときには全国大会に出場し、 中学に入ってからは高校生も打ち負かすほどの実力者になっていたからだ。 そのため私は両親に稽古をつけてもらったことがない。 見よう見まねでただなんとなく竹刀を振るようになっていたのだ。 そのことが影響したのか、中学校では全国大会にも出場し、部員の推薦で部長に任命された。 だからだろう。私は調子に乗っていた。 家が近いという理由で入学した県立高校の剣道部は 過去に大きな成績を残すほどでもなく、弱小と言ってもいいところだった。 入部一日目の感想はそんなものでしかなかった。 しかし入部二日目。この感想は変わることになる。 773 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/21(日) 21 19 51 ID Kcf6rTXR 経験者ということで早速その日から練習に参加することになった。 基本練習を終え、次に実力を見るために練習試合が行われた。 私の試合は最後に行われた。その相手が海原先輩だった。 海原先輩は昨日は練習に来ていなかったらしい。 (練習をさぼる人が私の相手をできるの?早く終わらしちゃお。) そう思い『はじめ』の合図とともに繰り出した突きは、 先輩の喉ではなく空を突いた。 (うそ!突きがくることがわかってたの?) 予想外だった。どうやら本気でやる必要があるようだ。 先輩に向かって再度構える。 しっかり向かい合って分かる先輩の威圧感。 兄ほどではないが油断できない相手であることが感じ取れる。 そして自分の持てる最高の速度で突きを繰り出した―― ・ ・ ・ 774 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/21(日) 21 22 22 ID Kcf6rTXR 「引き分け!」 両者一本ずつの引き分けの結果に終わった。 私の突きを先輩が避けて胴を打ち、先輩に一本。 先輩の面打ちに対して籠手を打ち、私に一本。 その後はお互い決定打を打てずに引き分けに終わった。 終わってから私が感じたのは高揚感だった。ものすごく楽しかった。 ジョギング中にいつまでも走り続けていられるような、 プールでずっと泳いでいられるような感覚と似ていた。 今まで竹刀を握っていてこんな気分になったことはなかった。 練習後、対戦した先輩に興味を持った私は先輩が一人で帰っているところを見計らって話しかけた。 「海原先輩!」 「へ?あ、おー、こー・・・皇王池さんだっけ?」 「大河内です!お、お、こ、う、ち!」 最初の会話がこんなだった。まさか名前を間違われるとは。 なんだかとぼけた先輩だと思った。